お湯を入れるタイプの湯たんぽでは、
昔ながらの金属製や陶器製のものも人気です。
特に陶器の湯たんぽは、岐阜県多治見市のものが人気。
なんたって多治見は陶器の老舗業者がたくさんありますもんね。
レトロだけど人気の秘密は
さて、金属製と陶器製、どちらも長所と短所があります。
金属製(人気は銅製)の湯たんぽの長所が、
そのまま陶器製の短所になるわけですね。
もちろん逆もしかりです。
例えば、
金属製…あたたまりやすい(長所)
陶器製…あたたまりにくい(短所)
金属製…冷めやすい(短所)
陶器製…冷めにくい(長所)
といったところでしょうか。
陶器の湯たんぽを選ぶ理由
陶器の湯たんぽの最大の長所はこの「保温性」です。
それほど熱いお湯を入れなくても、
朝までじんわり暖まるのが魅力のひとつですね。
陶器に使われる、多治見市高田町の土による
遠赤外線効果のおかげでもあるようです。
短所とされる「暖まりにくさ」についても、
あらかじめ常温の場所に置いておけば
それほど問題はありません。
思わぬ短所も
ただ、陶器の湯たんぽには思わぬ短所が…。
それは「ふた(つまみ)」なんです。
陶器は金属やその他の材質に比べて
形が変わりにくく、固いものですよね。
そのため、どうしてもふたが閉まりにくいんです。
もちろん、ふたにパッキンを入れるなどして工夫していますが、
きちんと閉めないと、逆さまにするとわずかに水漏れがします。
また、あまりふたを急いで閉めてしまったりすると、
濡れた手だと今度は開けにくくなるという問題もあります。
ふた改良型の湯たんぽ
ただ、最新のものでは、
この「ふた(つまみ)」の形を六角形にすることで
扱いやすく工夫した陶器の湯たんぽもありますよ。
ちなみにこの商品、
レビュー36件と比較的多いのに総合評価 4.67という、
すごく満足度の高い湯たんぽなんです。
最近ではカラフルな色のものも
増えてきてるんですね。
心地良い温かさが持続するという
陶器の大きなメリットを生かしつつ、
色やデザインにも目が向いているのは、
やはり多治見市の湯たんぽ一択って感じかな。
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